就職活動において仕事を決める時に企業が定める休日は気になるところです。
休日の多い少ないで仕事を決める人もいますからね。
最も休日の条件が良い会社というのは、
- 毎週土日休み
- 祝日休み
- GW(ゴールデンウィーク)休み
- お盆休み
- 年末年始休み
といったところでしょうね。
昨今ではこれだけの条件が良い会社を見つけるのは苦労するかもしれませんが・・・。
自分の時間を大切にしたいと思う人にとってはかなり重要視することだと思います。
週休2日と完全週休2日の違いとは
求人票を見ると『週休2日制と完全週休2日制』というもの見たことはないでしょうか?
この2つの休日の違いは似て非なるもので全く違います。
この2つの見方が分からないといったほとんどの方は、勝手に土日が休みなんだと思い込む(勘違いする)と思いますが・・・
完全週休2日とは
求人票に完全週休2日と記載されている場合はそれほど心配する必要はないかもしれません。
働いてみない実態は分かりませんが・・・この段階では求人票の文面だけを信用するほかありませんからね。
いわゆる”隠れブラック企業”というやつですね。
(転職サイトや2ちゃんねるなどを利用して企業の口コミや評判などを事前に調べることも欠かせません)
完全週休2日制とは1週間(土日を含める)の中で2日間は必ず休日があるということです。
例えば、
- 水曜日と金曜日ということもあるでしょうし
- 火曜日と土曜日ということもあります。
これが完全週休2日制という意味になります。
週休2日とは
休日で注意するべきポイントはこの週休2日です。
週休2日とは1ヶ月のうちで週に2日休める日があるという意味になるからです。
つまり、1ヶ月のうちで1回でも週に2回休める週があれば、週休2日制に当てはまることになるわけです。
求人票の休日の見方を理解していないと、
”週休2日と完全週休2日”
を同じものとして考えてしまうことは普通にあるでしょう。
求人票の休日の見方
求人票の休日の見方としては、完全週休2日制は別の言い方としては年間の休日が105日前後や120日前後と記載されていることもあります。
- 120日前後の休日=”完全週休2日制で祝日と夏季と冬季に休日がある”
- 105日前後の休日=”完全週休2日制で祝日やお盆、年末年始の休みはなし”
など完全週休2日制に当てはまることになります。
一般的に年間休日で105~120日前後あれば順当ではないでしょうか。
ただ残業や土日の出勤などのことも考慮して休日は考えるのがおすすめです。
企業ごとに休日の状況を調べることがおすすめ
平成25年度の厚生労働省の調べによると年間休日総数の平均は105.4日となっています。
良心的な企業では面接や説明会で企業の休日に関して、しっかりとした説明があることがほとんどです。
企業の中には当然のこととして説明がないこともあります。
ただ、あえて説明をしない会社(ブラック企業)も存在していることも事実ですから・・・注意をしておく必要があるわけです。
なぜなら、採用した人に長く働いてほしいから、出来る限り、入社する前に食い違いはなくしておかなければ早期退職する人が増える恐れもあるからです。
一般的に休日が多いといわれている業種は、
- 電気・ガス・熱供給・水道業
- 情報通信業
- 専門技術サービス系
などはほかの業種と比較すると休みが多いようです。
しかし、企業によるところも絶対にありますから情報だけを鵜呑みにしないことがおすすめです。
希望している企業があれば会社ごとに調べることが良いと思います。